円形脱毛症になったらすぐ「育毛」を考える
初めて円形脱毛症になったら「育毛」について考えてみよう。
円形脱毛症は強いストレスがかかったあと、2・3ヵ月後に症状が見られる人が多いよう。すでにストレスの極限を通り越え、気分的に落ち着いている場合には、自分の生活習慣を見直して、自分で「育毛」しやすい環境を整え、一日も早い円形脱毛症からの生還を達成しよう。
円形脱毛症時は栄養補給力も衰える
円形脱毛症になったとき、ストレスを多く感じたときというのは、小腸からの栄養吸収が著しく下がるようで、年々老化で吸収が落ちていくのと同じ結果を生み、髪の毛が生えてこなくなってくる。育毛のためにはまず、食生活の改善と栄養補給を考えてみよう。
ストレスが強くかかると、体のさまざまな部分に支障をきたすが、髪の毛に必要な栄養は特にタンパク質（コラーゲン）と特定のミネラル（鉄・亜鉛・セレン）で、これらが不足すると脱毛を引き起こすといわれている。良質のタンパク質とミネラル、そして新陳代謝を促すビタミンB群を食生活に取り入れていこう。またカルシウムも髪の毛につやを与えるのでオススメ。
昔から髪の毛に良いといわれている食品を、食事に取り入れてみよう。
牛乳（ビタミンB12,カルシウム）、卵（ビタミンB2,B12,タンパク質）、カキなどの貝類（亜鉛,鉄）、黒ごま（ビタミンB1,B2,良質なタンパク質,鉄,カルシウム,などたっぷり）、鶏がらスープ（コラーゲン）、昆布（コラーゲン）など、外食嗜好、コンビニ派でも取り入れることができるだろう。
逆にこの時期気をつけたいのは、肉や脂肪分の多い食事やタバコの喫煙、アルコールや清涼飲料水など。血液の循環を妨げるものは頭皮の血行促進を促してくれないので育毛に役立たない。
円形脱毛症にペプチドコラーゲン
コラーゲンのサプリメントなども、円形脱毛症のような抜け毛の育毛には効果的に働くといわれている。コラーゲンはタンパク質の一種で肌にいいといわれているが、髪の毛にも良い。コラーゲンはたんぱく質だが、髪の毛を形作るケラチンもたんぱく質の一種なので、髪の毛に役立つ。また、肌にいいということで、頭皮の改善も期待できる。頭皮のうち真皮の部分にはコラーゲンが大活躍するので、ここへはいい栄養を送りたいところ。コラーゲンはさまざまな脂から取れるが、食物で摂るなら鳥やふかひれのスープなど、軟骨がオススメ。食事で摂るのは高価なので、サプリメントで継続的に摂るのも育毛には大切。
飲むタイプのコラーゲンにはペプチドコラーゲンといって、コラーゲンを小腸により吸収されやすい形で配合されているものがある。サプリメントにこだわる女性用のものに多いが、男性もこのペプチドコラーゲンにこだわって、円形脱毛症の育毛勝つ小津に取り入れるのをオススメする。